「オデッセイ」感動の主人公...老犬アルゴス、オデュッセウスとの特別な縁

映画『オデッセイ』に登場するペットの犬『アルゴス』が観客に深い印象を残している。『アルゴス』は劇中で『オデュッセウス』が自ら選んだ猟犬であり、二人の特別な絆は映画の序盤から始まる。 映画では『オデュッセウス』が『エウマイオス』(ジョン・レグイザモ)と共に子犬たちの中から猟犬になる子を選ぶ過程で、落伍しそうになった『アルゴス』を自ら選び、初めての出会いを果たす。その後、長い年月『オデュッセウス』がイタカを離れて戻らない間、『アルゴス』は主人を待ちながら老犬となる。 特に、変装して帰郷した『オデュッセウス』を唯一『アルゴス』だけが一目で見分けるシーンが代表的な名場面として挙げられる。主人を認識した『アルゴス』が最後の力を振り絞って尻尾を振りながら迎え、その後静かに目を閉じる姿は観客の涙を誘った。 クリストファー・ノーラン監督はこのシーンのために15歳のベテラン犬俳優『ソイヤー』をキャスティングした。『ソイヤー』は『コール・オブ・ワイルド』や『シェイムレス』など複数の作品や広告に出演した経験があり、実際にも老齢に達して引退生活を楽しんでいたが、『オデッセイ』のために再びカメラの前に立った。『ソイヤー』は主人を見つけた後、少し頭を上げて尻尾を慎重に振る訓練を通じて劇的な演技を披露した。 また、クリストファー・ノーラン監督の実際のペット犬『チャーリー』に関する裏話も明かされた。監督は子供たちが大学に進学した後、初めてペット犬を飼い始め、「『オデッセイ』は究極の子犬映画だ。ペットの飼い主になって初めて究極の子犬映画を本格的に準備できた」と語った。映画制作当時、脚本の仮題もペット犬の名前にちなんで『チャーリーの物語』(Charlie’s Tale)と呼ばれていたという。