91歳のシン・グ、妻の訃報の中でも舞台を守った65年の俳優人生...演劇『ヴェニスの商人』出演

俳優のシン・グが演劇舞台に対する並々ならぬ情熱を明かした。シン・グは妻の葬儀を行う最中にも演劇舞台に立ったエピソードを公開した。 EBSドキュメンタリーシリーズ『時代目撃』は2日の放送で『演劇のシン・グ』をテーマに、65年間演劇と演技を続けてきた91歳のシン・グの人生を照らし出した。放送ではシン・グが演技に入門したきっかけや、演劇『ヴェニスの商人』で観客と出会っている現在までの歩みを扱った。また、シン・グと共にしたチョン・ムソン、パク・グニョン、チャン・ヨンナム、チョ・ダルファン、イ・サンユン、パク・ソダムなど後輩俳優や制作陣がシン・グに関する様々な話を伝えた。 特にシン・グは2025年の演劇『ゴドーを待ちながら』地方公演ツアー中に妻の葬儀当日にも公演を続けた理由を明かした。シン・グは「公演は私個人の生活とは関係ないのではないか。観客と公演する約束をしているので、個人的な事情はそこに介入できない」と語った。 シン・グはドラマセンターで奨学金を受けた経験を基に、1987年からソウル芸術大学で『シン・グ奨学金』を通じて困難な環境の後輩たちを支援してきた。『シン・グ奨学金』受給者のユ・ヘジンは「余裕がなくて学校生活が大変だった時期に、困難だった学生時代を先生の助けで無事に終えられたので、私が今まで演技を続けられたのだと思う」と明かした。 一方、シン・グは昨年7月に妻を見送り、その際に子どもや孫たちと共に喪主として弔問客を迎えた。『ゴドーを待ちながら』制作会社パークカンパニーは「シン・グ先生は生涯にわたり観客との約束を大切にしてこられたため、多くの方々の心配の中でも故人を偲ぶ気持ちと芸術に対する責任感から舞台に立たれている」と伝えた。