多様なポートフォリオがOEMの性能、価格、スピードのバランス実現をサポート
オーバーンヒルズ(ミシガン州)2025年4月9日 /PRNewswire/ -- ネクスティア・オートモーティブ(Nexteer Automotive)社が、ステアリング技術革新における最新の画期的成果である高出力コラム・アシスト電動パワー・ステアリング(High-Output Column-Assist Electric Power Steering、略称HO CEPS)を発表しました。今回の追加により、ネクスティア社の業界をリードするステアリング・ポートフォリオが強化され、OEMは多様なグローバル市場のニーズに対応しながら、車両プラットフォーム全体で性能、コスト、拡張性、開発スピードを最適化する比類のない柔軟性を得ることができます。
HO CEPSで車両セグメントを拡大
従来、CEPSはコンパクト・カーやセダン、小型SUV、エントリー・レベルのEVといった小型車のステアリング操作に使われてきました。ネクスティアの「標準」のCEPSは、すでに平均以上のステアリング荷重に対応しており、40〜95 Nmのアシストを発揮することで、より重量のある車両に対するコスト効率の高い代替手段となっています。HO CEPSの発売により、ネクスティアはステアリング・アシスト能力を110 Nmまで拡大しました。
その結果、HO CEPSは、通常デュアル・ピニオンやエントリー・レベルのラック・アシストEPSを必要とする車両を含む、より大きく重い車両にも対応することができます。HO CEPSは、トルクと負荷処理能力を向上させることにより、これらの車両が、より複雑で高級なアンダーフードEPSシステムを使わずにステアリング精度、バッテリー/燃料効率、コスト効率を維持できるようにします。
多様なステアリング・オプションがOEMの柔軟な対応を支援
HO CEPSの導入により、ネクスティアはシングル・ピニオン、デュアル・ピニオン、ラック・アシストEPSのHOバージョンを含む完全な高出力EPSスイートを提供することになりました。HOと標準EPS以外にも、ネクスティアのラインナップには以下のものがあります:
ネクスティアの包括的なステアリング・ポートフォリオにより、OEMは複数の車両セグメントと世界市場において、コスト、性能、開発スピードのバランスを取ることができます。
「ネクスティアは、高出力CEPSの導入により、ステアリング・イノベーションの道をリードし続け、あらゆる市場のあらゆる車両に対して、性能、価格、開発スピードを最適化する力をOEMに与えます。シャシー・モーション・コントロールのリーダーとして、当社は自動車メーカーがモビリティの未来を予測し、それに適応できるよう支援しています」と、ネクスティア・オートモーティブ社長兼最高技術責任者(CTO)兼最高戦略責任者(CSO)兼執行役員のRobin Milavec氏は述べています。
同社は、2025年4月23日~5月2日に開催される「2025上海国際汽車展(2025年上海国際モーターショー」(1.2H 1BF007)に出展し、HO CEPSを初公開します。
ネクスティア・オートモーティブについて
ネクスティア・オートーモーティブ(HK 1316)は、安全で環境に優しく、エキサイティングなモビリティを加速させる世界有数のモーション・コントロール・テクノロジー企業です。当社の革新的な製品・技術ポートフォリオには、電動および油圧パワー・ステアリング・システム、ステア・バイ・ワイヤ・システム、後輪ステアリング・システム、ステアリング・コラム、インターミディエイト・シャフト、ドライブライン・システム、ソフトウェア・ソリューションなどがあります。同社は、BMW、フォード、GM、RNM、ステランティス、トヨタ、VWを含む世界中の60以上の顧客や、BYD、シャオミ(Xiaomi)、長安(ChangAn)、理想汽車(Li Auto)、奇瑞(Chery)、長城(Great Wall)、吉利(Geely)、小鵬汽車(Xpeng)などのインドや中国の自動車メーカー向けに、電動化、ソフトウェア/コネクティビティ、ADAS/自動運転、共有モビリティなど、あらゆるメガトレンドにおけるモーション・コントロールの課題を解決しています。www.nexteer.com
ネクスティアのメディア・センターおよび高出力CEPSプレスキットへのリンク
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SOURCE Nexteer Automotive