高麗亜鉛臨時株主総会決議の大部分が効力停止・・・永豊とMBKパートナーズの大きな勝利
高麗亜鉛に対する経営権確保にゴーサイン
ソウル(韓国)、2025年3月9日 /PRNewswire/ -- 裁判所は、1月23日に開催されたKorea Zinc(高麗亜鉛)の臨時株主総会におけるYoung Poong(永豊)社の議決権制限は違法であるとの判決を下し、取締役の人数制限に関する決議を含む、大部分の可決済み決議の効力を停止しました。
さらに、永豊の議決権制限が違法と判断されたことに伴い、重大な手続き上の欠陥によって無効化された過程を経て選任された高麗亜鉛側が指名した取締役7名の職務も停止されました。
3月7日、ソウル中央地方裁判所民事第50部は、永豊とMBKパートナーズが申し立てた高麗亜鉛の臨時株主総会決議の停止仮処分を認め、「商法第369条第3項により、永豊の高麗亜鉛における議決権制限は違法」との判決を下しました。結果的として、裁判所により以下の決議効力が停止されました。
第1条第2項取締役の定数上限の設定
第1条第4項株式分割
第1条第6項社外取締役からの取締役会議長選任
第1条第7項配当基準日の変更
第1条第8項四半期配当の導入
加えて、高麗亜鉛が指名した7名の取締役は社外取締役としての職務執行を禁止されました。
この判決により、定款を修正して累積投票制を導入する旨の決議(第1条第1項)の有効性は継続するものの、取締役定員(19名)の上限は無効となり、よって高麗亜鉛が指名した7名の取締役は職務を遂行できなくなりました。
今回の決定により、大株主である永豊とMBKパートナーズが高麗亜鉛に対する支配権を確保する道筋が開けました。
永豊とMBKパートナーズは、裁判所の差し止め命令を歓迎します。
3月下旬に予定されている高麗亜鉛の年次株主総会では、累積投票により新たな取締役が選出されます。両社はすでに17名の取締役候補者を指名する株主提案を提出しています。
それぞれの代表者は、「公正かつ透明性のある年次総会を通じて、高麗亜鉛の企業統治、株主価値、企業価値の回復に全力を尽くします」と述べました。
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SOURCE MBK Partners