Netflix『スキャンダル』公開...朝鮮版『危険な関係』、散漫な物語に惜しさ残る

Netflixオリジナルシリーズ『スキャンダル』が先月18日に公開された。この作品はフランスの小説『危険な関係』を原作とした映画『スキャンダル – 朝鮮男女常夜之事』を8部作のシリーズに拡大したものである。 『スキャンダル』は朝鮮時代の女性として才能を発揮できなかった趙氏夫人(ソン・イェジン)と朝鮮最高の恋愛上手チョ・ウォン(ジ・チャンウク)、そして彼らの賭けに絡むヒヨン(ナナ)の物語を中心に描かれている。映画では簡略に扱われた趙氏夫人とチョ・ウォンの物語がシリーズではより詳細に描かれた。 作品の序盤では趙氏夫人とチョ・ウォンの禁断の愛が主要な物語として浮き彫りになる。二人の関係は視聴者の関心を引きつける要素として機能している。しかしシリーズの尺を伸ばすために趙氏夫人とチョ・ウォン以外の人物の物語を追加したことで、物語への没入感が低下したという評価があった。 特に物語の中心が趙氏夫人とチョ・ウォンに集中した結果、賭けの核心人物であるヒヨンの存在感が薄れた点が指摘された。ヒヨンがチョ・ウォンに心を奪われる過程が説得力を欠き、感情の流れが自然につながらないという意見である。 中盤では趙氏夫人とチョ・ウォンの賭けが本格的に展開されるが、二人の物語が描かれる時のみ緊張感が生まれる点が言及された。7話以降は全ての人物の葛藤が急激に展開する流れが前の展開とつながらず、急ぎ足で終わる印象を与えたと伝えられている。 ソン・イェジンとジ・チャンウクの演技力は作品の完成度を高めるのに貢献した。ソン・イェジンは趙氏夫人の複雑な感情線を、ジ・チャンウクはチョ・ウォンの物語を没入感たっぷりに表現した。しかし物語と演出に対する物足りなさが残ったという評価である。美術セットも期待に届かなかったという意見があった。