アジアの若きリーダーがセブに集結し、「日立ヤングリーダーズ・イニシアティブ 2026」に参加

「Flow as One」をテーマに、次世代のチェンジメーカーがアジア地域における社会課題の解決策を模索

セブ、フィリピン、2026年6月10日 /PRNewswire/ -- Hitachi Asia Ltd.(以下、日立アジア)は、5月25日から29日にかけて、日立ヤングリーダーズ・イニシアティブ 2026(以下、HYLI 2026)をフィリピン・セブで開催しました。アジア各国から計32名の大学生代表が参加し、「Flow as One」をテーマに、サステナビリティに関する学びや、地域社会との交流、異文化理解に取り組みました。

後方2列目(左から): Philip Dy氏 (Metrobank Foundation)、Joseph Patrick Yap氏 (FBSC One Tech)、中北浩仁 (日立アジア)、上野祐大氏(在セブ日本総領事)、東原敏昭(日立製作所)、Lourdes Josephine Gotianun-Yap (Filinvest Development Corporation)、 ロレーナ・デッラジョヴァンナ (日立製作所)、Isabelle Therese Gotianun-Yap (East West Banking Corporation)、津田恵 (日立製作所)、Florence Chow (日立アジア)

今回で18回目を迎えるHYLIは、日立の代表的な次世代リーダー育成プラットフォームとして、将来有望な大学生と、民間企業、政府、学術界、市民社会組織、開発分野のリーダーをつなぐ役割を果たしてきました。

今年のテーマ「Flow as One」には、持続可能な開発目標(SDGs)のもと、アジア地域における喫緊の課題に対して、国、地域社会、産業界が世代を超えて目標を共有し、ともに前進することの重要性が込められています。

HYLI 2026、セブで開幕

HYLI 2026は、マクタン島のCrimson Resort and Spa Mactanで開催されました。開会式には、32名の学生代表、学生のメンター、日立の経営幹部およびパートナー社、外交および政府関係者、民間企業のリーダー層、サスティナビリティ分野の非営利団体、サン・カルロス大学(University of San Carlos)からの来賓が出席しました。

開会式では、東原敏昭(日立製作所 取締役会長)、上野祐大氏(在セブ日本総領事)、Josephine Gotianun-Yap氏(Filinvest Development Corporation Vice Chairperson)、ロレーナ・デッラジョヴァンナ(日立製作所CHRO兼人財統括本部長兼CSuO)、Nestor Archival氏(セブ市長)をはじめとする、日立のリーダーや著名な来賓からのメッセージが寄せられました。

登壇者のメッセージでは、サスティナビリティや社会全体で共有される責任、そして当事者意識・主体的関与・共感力といったリーダーシップの価値観がHYLI 2026の中心的なテーマとして語られました。

また、こうしたリーダーシップの価値観は、Metrobank FoundationのPresidentであり、2005年の第7期HYLI参加者でもある Philip Dy 氏による基調講演でも言及されました。同氏は、HYLIでの自身の経験が現在のリーダーシップ形成に与えた影響を振り返るとともに、参加学生に対し、仲間と有意義な関係を築き、自らを真に突き動かすものは何かを探求するようアドバイスを送りました。

1996年の発足以来、HYLIはDy氏を含む400人を超える優秀な大学生に、視野を広げ、世界の重要課題について議論するきっかけを提供してきました。

日立アジア会長 中北浩仁は次のように述べました。「社会へ貢献するという私たちの使命のもと、多様な文化的背景を持つ学生たちがHYLIに集い、社会課題の解決に取り組む様子に心強さを感じています。若きリーダーたちは未来に向けた準備をしているだけではなく、現時点で既にその未来を形作る一助となっていることに改めて気づかされました。今回のテーマ「Flow as One」を通じて、私たちは対話・共感・協働がいかに多様なアイデアを社会へ貢献するアクションへ繋げることができるかを目の当たりにしました。私はHYLIが今後も若き社会イノベーションの担い手のために多くの機会を創出し、より包摂的な社会を築いていくことを確信しています」

アイデアを若者主導の解決策へ

1週間にわたる取り組みを通じて、参加学生はメンターや仲間たちと緊密に協力し、地域、社会、環境、経済の観点からサスティナビリティの課題を探りました。取り上げたテーマには、アジア全域における安全な水へのアクセス、地域におけるスキルギャップの解消、循環型レアアース経済の実現に向けた持続可能なバイオマイニング、海洋プラスチック汚染の防止などが含まれました。

その後、学生たちは得られた知見をプレゼンテーションに落とし込み、これらの課題に対する解決策を提案し、日立の出席者や来賓からフィードバックを受けました。これにより、批判的思考力、大胆に発信するコミュニケーション力、そして国境を越えたソリューションを育むプラットフォームとしてのHYLIの役割が改めて示されました。

実体験を通じてサスティナビリティを学ぶ

HYLI 2026では、学生たちが会議室を離れ、セブ各地でサスティナビリティについて学ぶ機会も設けられました。オランゴ海洋保護区では、学生たちは魚への餌やりやマングローブの観察などの学習体験に参加し、海洋生物の多様性、沿岸地域のレジリエンス、自然生態系の保護において地域社会が果たす役割について理解を深めました。

学生たちは、日立の主要プロジェクト現場での体験学習にも参加しました。下水処理システムや海水淡水化システムの現場では、テクノロジーやインフラ、そしてパートナーとの協働が、持続可能な水処理のオペレーションにどのように貢献できるかが示されました。

地域社会への貢献に根ざしたリーダーシップ

期間中には、地域の支援を必要とする子供たちへ送る新学期用キットを学生自ら組み立てる地域貢献活動にも取り組みました。

実際に地域活動に参加することで、学生たちは「Flow as One」の精神を子どもたちや地域社会を共に支えるアクションへとつなげました。

国境を越えて理解を深める

HYLI 2026の最終日には、各国の学生たちによる文化的パフォーマンスを取り入れたCultural Nightも開催され、参加各国の多様性が紹介されました。この催しは友情と異文化への理解を称える場となり、協働は互いを理解することから始まるというHYLIのメッセージを学生たちが再確認する機会になりました。

HYLI 2026が閉幕し、セブは学生たちにとって、サスティナビリティ、文化、イノベーション、地域社会での実践について学ぶ生きた教室となりました。参加した学生たちは本取り組みを通じて、アジア全域でポジティブな変化を生み出す次世代のリーダーとして大きく視野を広げることができました。

HYLI2026の詳細および最新情報については、https://www.hitachi.asia/hyli/2026/をご覧ください。

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SOURCE Hitachi Asia Ltd.