UPL、COP30に先駆けてグローバルキャンペーン「#AFarmerCan」を開始、気候変動対策における農業従事者の役割を訴える

~気候戦略の中心に農業従事者を据えるよう、世界のリーダーたちに呼びかけるグローバルな行動喚起

マイクロサイト:農業分野で気候変動対策を主導する世界20名の農業従事者をご紹介

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ロンドン、,2025年11月7日/PRNewswire/ -- 持続可能な農業ソリューションのグローバルリーダーであるUPLは本日、ブラジルのベレンで2025年11月10日から21日に開催される第30回国連気候変動枠組条約締約国会議に先立ち、グローバルキャンペーン「#AFarmerCan - The hero you don't know you need(あなたが知らないヒーロー)」を開始したと発表しました。このキャンペーンは、農業従事者を「気候のヒーロー」として称え、世界のリーダーたちに対し、気候変動への強靭性構築における彼らの重要な役割を認識するよう呼びかけるものです。

UPL honours farmers leading climate action across the world with #AFarmerCan campaign

UPLは140を超える国々で事業を展開しており、小規模農家から大規模商業農家まで幅広い農業従事者と密接に連携し、気候変動対策と食料安全保障を推進する持続可能な農業ソリューションを提供しています。この豊富な経験を基に、UPLは世界各地から20名の農業従事者による感動的なストーリーを厳選し、農業が温室効果ガス(GHG)削減、エネルギー安全保障、水資源保全、土壌健全性の再生、生物多様性の保護という、COP30におけるUPLの取り組みを導く5つの柱をどのように推進できるかを紹介しています。

UPLの#AFarmerCanキャンペーンは、強いメッセージを発信しています。そのメッセージとは、政策は農業従事者と共に歩むべき。消費者は、農業従事者の持つ強さ、忍耐力、そして革新性を認識し、称賛する必要があります

UPLは同キャンペーンの一環として、農業従事者のレジリエンス(回復力)を強化するために、以下の4本柱からなるインセンティブ・フレームワークを提案しています。

  • 支払い(Pay):気候変動に配慮した農法を採用する農業従事者に対して報酬を与えること。
  • 保護(Protect):リスクに備えるための補助金や保険を農業従事者に提供すること。
  • 調達(Procure):認証を受けた持続可能な農産物を公的市場で取引できるよう、農業従事者のアクセスを強化すること。
  • 促進(Promote):農業従事者向けにデジタルツール、土壌健全性データ、知識研修を拡充すること。

この取り組みについて、UPLの会長兼グループCEOであるJai Shroff氏は次のように述べています。「#AFarmerCanキャンペーンを通じて、私たちは『気候変動への強靭性の未来は畑から始まる』という、シンプルながらも緊急性の高いメッセージを発信しています。農業従事者たちはすでに最前線で革新し、適応し、再生への道を切り拓いています。それにもかかわらず、彼らの貢献は世界の気候変動に関する議論の中で十分に認識されていません。同キャンペーンは、政策立案者、各種機関、そして消費者に対し、農業従事者と共に歩み、彼らを支援し、気候変動対策の中心に据えるよう呼びかけるものです。」

UPLは、ブラジルおよび主要市場において、インパクトの高い屋外ブランディング没入型のデジタル体験を融合させたグローバル360°キャンペーンを展開し、そのメッセージをさらに強化しています。ベレンでは、空港内サイネージ、1,000台以上のブランドタクシー、200台のバスを通じてキャンペーンを実施しており、QRコードを読み取ることで、農業従事者による力強い実体験のストーリーを視聴できる仕組みになっています。これに加えて、農業従事者を気候のヒーローとして描く感動的な映像をはじめ、ターゲットを絞ったデジタルキャンペーンやソーシャルメディアでのアクティベーションも展開されています。さらに、同キャンペーンでは、Tシャツ、トートバッグ、ウォーターボトルなどのエコフレンドリーなグッズも用意されています。

UPLは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が主催する公式交渉および各国パビリオンのためのエリアであるCOP30の「ブルーゾーン」に出展し、ブラジルのブランド「Mióによるカーボンスマート・コーヒーを提供します。排出量より多くのCO₂を吸収するコーヒーを提供することで、UPLは来場者に対し、気候変動に配慮した農業がいかにして世界的な気候目標の達成を加速させるかを体感できる機会を提供します。また、同スポンサーシップの一環として、UPLは会議の公式ブランディング使用権も取得しています。

UPLは、Embrapa(ブラジル農業研究公社)が主催する展示エリア「アグリゾーン」において、自社のAgrosphereを紹介します。この会場では、COP30におけるUPLの取り組みを支える5つの柱をテーマに、専門家によるパネルディスカッションや討論会を開催する予定です。UPLはPlaneta Campo Forumにも参加し、インドでの低メタン排出型稲作に関する事例研究を発表します。

「#AFarmerCanを通じて、UPLは農業従事者を気候のヒーロー、そしてより健全な地球の守り手として称える世界的なムーブメントの形成に尽力するという姿勢を改めて示しています。

UPLは、バイオソリューションおよび農業ソリューション分野におけるグローバルリーダーであり、140か国以上で事業を展開しています。世界中に43の製造拠点と57の研究開発(R&D)施設を有し、15,000件を超える登録製品を擁しています。

UPL Groupについて

UPL Ltd.(NSE: UPL)(BSE: 512070)(LSE GDR: UPLL)は、農業食品バリュー・チェーン全体を対象に持続可能な農業製品とソリューションを提供するグローバル企業です。UPL Ltd.は、年間収益が50億ドルを超える、世界最大級の農業関連企業の一つであり、140か国以上の農業従事者にサービスを提供しています。UPL Ltd.は、UPL Corporation Ltd.(UPL Corp)、UPL Sustainable Agriculture Solutions Ltd.(UPL SAS)、Advanta Enterprises Ltd.、およびSuperform Chemistries Ltd.という4つの専門プラットフォームで構成されています。これらのプラットフォームは共に、「持続可能性の再構築(Reimagining Sustainability)」を掲げ、世界の発展を推進しています。詳細については、www.upl-ltd.com をご覧ください。

写真: https://mma.prnewswire.com/media/2815888/UPL_AFarmerCan_campaign.jpg

 

CisionView original content:https://www.prnewswire.com/jp/news-releases/uplcop30afarmercan-302608701.html

SOURCE UPL Group