Megger、Sentrisenseと戦略的パートナーシップを締結

高度な監視ソリューションでグリッドエッジのイノベーションを強化

ドーバー, イングランド,2025年6月11日/PRNewswire/ -- 2025年6月11日 /PRNewswire/ -- 電気試験・測定・監視および資産パフォーマンス管理ソリューションにおけるグローバルリーダーであるMeggerは、グリッドエッジ向けの先進的なセンサーおよびソフトウェア監視ソリューションを提供するSentrisenseとの戦略的パートナーシップを締結しました。

このパートナーシップは、エネルギー業界向けにオンライン試験、オンライン監視、そしてインテリジェントなデータインサイトを統合した包括的なエコシステムを提供するというMeggerの使命における重要な節目となります。MeggerとSentrisenseは協力して、電力事業者がグリッドの性能を最適化し、資産の信頼性を向上させ、現代のエネルギーシステムの進化するニーズに対応できるよう支援することを目指しています。

このパートナーシップを通じて、MeggerとSentrisenseはそれぞれの強みを融合し、先進的な自律型架空送電線監視技術を統合した製品ポートフォリオの構築を進めます。

よりスマートな電力網に向けた共同イノベーション

Meggerの配電網監視における専門知識と、Sentrisenseの送電網向けリアルタイム監視技術の革新性を融合させることで、同パートナーシップはエネルギー業界の変革という共通のビジョンの実現に向けて取り組んでいきます。

Sentrisenseのセンサープラットフォームを統合することで、電力事業者は、動的線路定格（DLR）、周辺環境補正定格（AAR）、および資産ヘルス管理アプリケーション（鉄塔や導体など）を、極めて厳しい環境下においても導入できるようになります。

SentrisenseのCEOであるSebastián Cerone氏は同パートナーシップについて次のように述べています。「当社の技術は、リアルタイムでの送電線性能の可視化を実現するために設計されました。Meggerとの提携により、この目標をグローバルな規模でさらに推進できることを嬉しく思います。私たちは協力することで、これまで想像もできなかった形で電力事業者がインサイトに基づいた行動を取れるよう支援していきます。」

Meggerの監視ソリューション担当副社長であるOliver Opgen-Rhein氏は次のように述べています。「Sentrisenseとの提携により、私たちはビジョンを現実の行動へと変えています。このパートナーシップは、グリッドエッジにおける性能監視と最適化のためのエンドツーエンドのエコシステムを確立するというMeggerの戦略において、極めて重要な一歩となります。現代の電力網の信頼性、安全性、そしてインテリジェンスを高めるために、共に取り組めることを楽しみにしています。」

グローバルな協業と展開の推進

この協業における展開は、2025年にかけて選定された市場において、商業面および技術面の共同イニシアチブから開始される予定です。顧客は、オンライン診断、継続的なオンライン可視化、そして気象データを融合させた統合ツールの提供を期待できます。これにより、電力事業者はグリッド資産に関するこれまでにない深いインサイトを得ることが可能になります。両社は、主要な国際的ユーティリティ関連イベントにも共同で出展し、革新的な技術を披露していく予定です。

今回のパートナーシップは、資産ライフサイクル全体にわたる機能拡充に取り組むというMeggerの姿勢を反映しており、現代のエネルギー需要という課題に直面する電力事業者にとっての重要なパートナーとしての地位をさらに強化するものです。

Meggerについて

Megger Group（www.megger.com）は、130年以上にわたり事業を展開している、電気測定および監視分野における世界的リーダーです。発電からご家庭の電源コンセントに至るまで、Meggerの製品とソリューションは電力供給業界におけるほぼすべての用途をカバーしています。   

同社はドイツ、米国、英国、スウェーデンに9つの製造拠点を構え、英国ドーバーに本社を置いており、世界各地に40を超える販売拠点を展開しています。Meggerは、買収を通じて大きく成長を遂げてきました。  

Meggerは、ケーブル試験および診断、監視およびAPM、保護リレーおよびシステム、遮断器、変圧器の試験および診断、低電圧設備、一般的な電気試験、ならびにモーターおよび発電機の試験における主要分野において幅広く応用されています。    

Meggerの詳細については、公式ウェブサイトまたはLinkedInをご覧ください。  

Sentrisenseについて

2020年に設立されたSentrisenseは、温度、傾斜、電流、振動などの主要な導体パラメータを自律的に監視する、堅牢かつ現場対応型のプラットフォームを開発しています。最も遠隔地や過酷な環境にも対応できるよう設計されたSENTRIセンサーは、グリッド電源に依存することなく、動的線路定格（DLR）、周辺環境補正定格（AAR）、および予知保全を支援するリアルタイムのインサイトを提供します。Sentrisenseは、スペイン・バルセロナおよびアルゼンチン・ブエノスアイレスに本社を構え、電力資産向けのハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア開発に特化した18名の専門スタッフを擁しています。SentrisenseおよびDLRやAARを超えた革新的なソリューションの詳細については、公式ウェブサイト（www.sentrisense.com）をご覧ください。

写真 - https://mma.prnewswire.com/media/2707660/Megger_Sentrisense_Partnership.jpg

ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/2707661/Megger_Logo.jpg

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SOURCE Megger