杭州(中国)2025年5月15日/PRNewswire/ -- 2025年「Chinese Hanfu Month - Celestial Craftsmanship and Heavenly Garments」展が5月10日から11日までChina National Silk Museumで開幕しました。これは、伝統的な織物芸術をテーマとして、漢服文化の深遠な遺産と無形文化遺産(ICH)の職人技の創意工夫に光を当てた催しです。
このイベントでは、「Bridging Eras:Costume Design in'Lychees of Chang'an'」と題された展示が行われ、映画やテレビ番組が伝統文化をいかに革新的に再解釈しているかを検証しました。
その他にも、西湖の絹の日傘、木版画、浙江式古琴、扇子作りの技術などについて、ICHの継承者や学者たちが学術的な討論を行いました。主なトピックとしては、織物技術のデジタル保存、現代のファッション・デザインにおけるICH、伝統工芸への関心を若者に持ってもらうための取り組みなどが挙げられます。
このイベントでは、Linping Rolling Lanterns、Hangzhou Tanhuangオペラ、Xiaorehu語り、古琴演奏など、ICHのライブ・デモンストレーションを含む没入型の体験が用意されました。参加者は、「ICH Discovery Challenge」の宝探しゲームなど、インタラクティブなアクティビティにも参加し、職人市場を探索して、無形文化遺産のダイナミックで魅力的な祝賀会を演出しました。
ハイライトとして、今年の「Hanfu Month」は「Celestial Craftsmanship and Heavenly Garments」というテーマに沿って開催されました。6つの研究チームが、緻密に復元された歴史的な漢服を披露しました。一方、「Lychees of Chang'an」チームは唐の時代の服装を披露しました。ディレクターのCao Dun氏は、文化復興におけるテレビ・ドラマの役割に光を当てながら、そのデザイン、礼儀作法、職人技を分析しました。
現地では、China National Silk MuseumがCCTV傘下のChina Vision Media Groupと枠組み覚書を締結し、織物パターンや、近日公開予定のドキュメンタリー「Splendid Robes ofChina」のような文化的知的財産を活用し、シルクに着想を得た製品を共同開発することになりました。
「China National Silk Museum Hanfu Festival」は8年連続で開催され、今年は「Hanfu Month」に昇格しました。このイベントの模様は、China National Silk Museumの公式プラットフォームであるBilibiliやWeiboを通じてライブ配信され、約500万ビューを集め、5月10日にはSina Weiboの全国トレンド・リストにランクインしました。6月には、China National Silk Museumは、カザフスタンのアスタナでも双子都市コラボレーションを実施します。伝統と現代の架け橋となるこのイベントは、展示、パフォーマンス、異業種とのパートナーシップを通じて、伝統工芸家、デザイナー、そして一般の人々の対話を促進します。
Jinfang Li
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SOURCE China National Silk Museum