裁判所が欧州におけるNUC社製ジューサーの販売を禁止し、侵害製品の賠償、回収、廃棄を命じる
ソウル(韓国)、2025年4月7日 /PRNewswire/ -- スロー・ジューシングの世界的先駆者であり、世界初の縦型ジューサーを発明したヒューロム(Hurom)社が、欧州統一特許裁判所(UPC)において、クビンス(Kuvings)ジューサー・ラインのメーカーであるNUCに対して大きな法的勝利を収めました。
3月11日、ドイツのマンハイムにあるUPCの地方部は、NUC(韓国本社、欧州子会社、販売代理店Warmcookを含む)がヒューロムの欧州特許(EP2028981)を侵害しているとの判決を下しました。
その結果、NUC社はヨーロッパでのジューサーの販売を禁止され、違反した場合は1台につき2,000ユーロの罰金が課されることになります。
裁判所はまた、NUCに対し、ヒューロム社への損害賠償と訴訟費用の全額負担、すでに市場に流通しているすべての特許侵害製品の回収と廃棄を命じました。違反が発覚した主要製品の1つが、クビンスのジューサーAUTO10です。
今回の判決は、韓国と米国におけるヒューロムの勝訴に続き、垂直搾汁技術の元祖としての同社の地位をさらに強固にするものです。
2024年12月、韓国貿易委員会はNUCがヒューロムの特許を侵害し、不公正な取引方法を行ったと判断し、是正命令と罰金を科しました。同様に、2024年7月、アマゾンのAmazon Patent Evaluation Express(アマゾン特許評価プログラム、略称APEX)プロセス(APEX ID:15060613361)によりNUC社の特許侵害が確認され、その結果、米国市場におけるクビンス社の主要ジューサー数機種が販売停止となりました。
ヒューロム社のキム・ジェウォンCEOは、「今回の判決は、ヒューロム社が世界的な舞台で技術的なリーダーシップを発揮していることを強く証明するものです」とコメントし、「果物と野菜の消費を通じて健康を促進するという当社の使命を損なう無謀な特許侵害や低価格の模造品に対して、私たちは断固とした対応を取り続けます」と付け加えました。
*統一特許裁判所(ドイツ)事件番号:PR_ACT_17336/2024、PR_ACT_17365/2024
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SOURCE HUROM